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ンゴロンゴロ クレーターハイランド トレッキング / Ngorongoro Crater Highland Trekking -3-

Day3:
11/24

小雨のち晴れ

3時間

約7km

今日は朝食中に雨が降り出してしまった。これはさっさと撤収!ということで、7:40に出発。
まずは上り。ペンベ・ヤ・スワラ(Pembe ya Swala: ガゼルの角の意)という峠を目指す。

残念ながら霧で視界は良くないが、見え隠れする左手の谷間がきれいそうだ。

ペンベ・ヤ・スワラからはナトロン湖が正面に見渡せる。
あ〜 晴れてたらなぁー


奥の小さな峠がペンベ・ヤ・スワラ


ペンベ・ヤ・スワラ付近からの眺め

ペンベ・ヤ・スワラからは一気に下りとなる。右手にレンガイ山の稜線の一部とふもとだけ見えている。
見えない景色を想像しながらも雨は激しくなり、撥水力の落ちた私たちのジャケットはしっとり重たくなっている。

山頂は見えないレンガイ山

10:35 山を下りきったところに車が迎えにきていた。最初違うサファリ会社の車しか見えず、もしかして雨の中待つのか!?と心配したが、そこはマイケル、きちんと早めに来てくれた。

ここで、ガイドとロバ使いをしてくれたマサイたちとはお別れである。彼らはここから来た道をまた歩いて引き返すのだ。みなにチップを渡し、「Kwaheri」(さよなら)を言った。

私たちはナトロン湖から程近いンガレセロ村(Ngaresero village)のキャンプ場へ車で向かう。


ここでマサイとはお別れ
11:00  カマキアキャンプ(Kamakia Camp)に到着。ここはそばに川が流れ、シャワーもあり、サイトとテーブル・椅子もあるよく出来たキャンプ場である。
ここまで標高が下がってくるとかなり乾燥して暑いのだがここには木が植えられているので木陰がある。それにつられて鳥もけっこう集まってくるのでのんびりしながらバードウォッチングもありだ。

カマキアキャンプ

午後は3時ごろからナトロン湖へ散策に。驚いたことにただドライブしてナトロン湖に行くだけでもここではマサイのガイドをつけないといけないそう。酋長がそう決めているからだそうだ。ただでさえあまりガイドに連れられていくのは好きでないし、ナトロン湖に行くのにマイケルが道に迷うはずもなく、どう考えても必要ないのに・・・ ちょっとここまでガイドを義務付けるのはどうかと思う。

ナトロン湖では水が干上がっているところを歩いていくことができるのだが、フラミンゴは敏感で近づいた分だけ奥のほうへ移動してしまうので一定の距離以上は近づけない。
水平線がピンクに染まり、その密集ぶりが良くわかる。
不思議なことに彼らはある程度のグループごと皆同じ方向に歩く。脚が長くてピンクなので歩く姿はとても優雅である。
そして一羽が飛び立つと何羽か何十羽がつられて飛ぶ。羽根を広げると内側の黒い部分が見えてピンクと黒のコントラストがこれまたきれいである。


ナトロン湖のフラミンゴ

一方、背後では山頂が雲に覆われていたレンガイ山の全貌がやっと見えてきた。でかい・・・
明日は一日であれに登るのかぁ。

キャンプに戻り、夕食後、レンガイ山登頂の作戦会議が開かれた。といってもまたマイケルたちが選んでくれたガイドと対面し、何時に出発するか決めるだけだが・・・
登頂には4-5時間といわれているが通常の登頂開始時間は真夜中だという(太陽が出て気温が高くなってから登るのを避けるため)。キリマンジャロで暗い中登るのはもう十分と思っていた私たちはそのくらいの時間で登れるのならば早朝発でいいだろうと考え、そう主張して朝4時登頂開始にしてもらった。

見えてきたレンガイ山

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