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- 別冊ちゅらぼし日記 第5号 -
「美ら地球学級」 奈良生駒台小学校訪問記

先生方からのメッセージ -1-

生駒市立生駒台小学校 森井惠治校長先生より


森井校長先生@校長室

初めて話をきいたときはどのように思われましたか?

君からの話を聞いたときにまず、すごい奴だ、と思いました。
少なからず誰でも同じような夢を持ちます。だれでもとはいきませんね。
私自身は、世界放浪の思いを持ったことは確かです。世界を知りたい、自由気ままに歩いてみたい、そんな思いからでした。しかし、勇気がなかった、実行力がなかったといったような情けない理由で、いつのまにか、生駒を本拠地に生きてきました。

君は違った。子供たちに発信をしたい。それだけではなく、子供たちからの質問にやりクエストにも答えたい。そして、地球の環境がどのような状況なのか、いやもっと素朴に日本との違い、この違いを厳粛に伝えたい。そして、受け止めてもらいたい、受容してもらいたいといった、多文化理解に対する君の強い意志も感じました。

ちょうど情報科という科目が教育特区の認定を受け我が校で実施した時期でしたし、もっと世界に(多文化)に目を向けてほしいと言う私の強い思いもあり、なんと運のいいことかと思いました。

それと、奥さんの君への理解には驚きました。理解のある方と結婚したのか、いつの間にかそのように教育したのかを知りたかったところですが、今なお知りえていないことであります。

 

交流をはじめてからはどうでしたか?

君が発信する情報に接し、益々逞しい奴だと感心することと、始めてみる光景に驚きの連続でした。子どもも同じことであっただろうと思います。子供たちはもっと自由に君とメールを交換できればよかったかなとも思っています。授業を通してしていることですので、やはり硬かったとも思っています。慣れていないという事もあるのでしょう。これはやむを得なかったかもしれません。

また、生駒市内の多くの学校にも参加してほしかったのですが、そこまでには至りませんでした。昨年の5月には学校創立四十周年記念式典をしました。その際に、アフリカから動画でメッセージを送ってくれました。出席者は大いに感動していました。

子供たちの反応はどのように感じられましたか?

子供たちとは3回会ってくれました。
君の話を聞くときの子どもたちの目は輝いていたように思います。
大きなバックパック一つであること、その中身、世界の旅が身近に感じたのではないでしょうか。

生駒にいながら、インターネットを通じ、君との出会いを通じ、子供たちは世界を巡ることができました。有難うございました。

今改めて多くの写真や子供たちのメールを見ましたが、台小の子供たちは幸せだと思いました。 全て君のお陰だと感謝しています。

質問箱を見ますとこう書いている子がいました。

「へぇ!やっぱり旅は楽しいんですね!
私もいつか旅をしてみたいです!でもヤッパリ旅ってお金のいることだし危険なことだと思います。
だからこのホームページを見て旅の気分を味わいマス!
またいろんなところに行ったときは(無理をしないでください)
ちゅらぼしのほうも更新ヨロシクお願いします!
私はちゅらぼしがとぉっても大好きです★
いろいろなことをまた教えてください!!!」

これが全てを物語っているように思います。
美ら地球回遊記にひとことお願いします

私は、実は、我が子が旅をしているような気持ちで、心配で心配でなりませんでした。
いくら逞しい君たち夫婦と言えども、ホンマに大丈夫かな、何も起こっていないやろうな、病気になってへんやろか、けがしてへんやろかと、心配ばかりしていました。 新しい友達ができましたとか、出会いましたとか書いてあるもののやはり心配は尽きませんでした。

君のことです、きっと又新しい計画を立てて実行するときがくるでしょう。そして日本の子供たちに、もちろん出身校の台小の子供たちに多くの情報を提供してやってください。しかし、今回以上の準備と注意を払って実行してください。お願いしておきます(親父モードになりました。)。

数日前テレビでパタゴニアの氷河やNPOが牧場を11億で買い上げて公園にする話などをしていました。
君の旅とあわせて思いました。この地球が人類を幸せにするところであるためには、「美ら地球」のためには、物作りのコンセプトを、いや日常生活のコンセプトを立て直さなければならないと思いました。

環境と言うことが最重要な課題であると改めて認識させてくれた君の旅に心より感謝しています。

美ら地球回遊記よりひとこと:

「美ら地球学級」の受け入れ校探しが難航していたときに、台小のWebサイトを見に行きました。
「校長:森井惠治」という文字を見てビックリ仰天。まさか、自分の隣のクラスの担任がいまや校長をなされいるなんて・・・。
覚えられてないだろうなと思いながら送ったダメ元の提案メールに、即答と「姉ちゃんや兄ちゃんは元気か?」という言葉まで添えられて帰ってきたときはビックリと感謝の気持ちで一杯でした。
仕事柄、多くの大企業の中の組織の長を見てきましたが、森井先生からはそんな方々にも勝る尊敬できる「ボス」のオーラが滲み出ておりました。
今後とも、色々教えていただかなければなりません。よろしくお願いいたします。
ご心配はかけないように努力いたします・・・。
(拓)

森井先生、初めてお会いしたときに「頼れる校長先生だなぁー 生徒はきっと幸せだろうなぁ」と感激しました。そして私たちも頼らせていただきました。これからもよろしくおねがいします!
あ、ご質問ですが、 そもそも旅をしようといいだしたのは私の方ですのでご心配なく・・・(慈芳)



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