アメリカのアラスカ州に戻ったボクたちはアナンという東南アラスカにあるクマの保護区を訪れることにしたんだ。ちょうど今はサケが海から川に帰ってくる季節なので、クマたちが川にサケを取りに来ているらしい。
近くのマチからボートに乗って、保護区へいった。入り口にはパークレンジャー(保護区に訪れる人の世話をしてくれる人)がいて、「のみ水い外はここから先は持っちゃダメ。クマがニオイに気づいて近づいてくるからね」と注意してくれた。
入り口から30分ほど歩けばクマたちを観察できる場所につくそうだ。 |
岩の上を歩くブラックベア |
サケを探すブラウンベア |
歩き出してしばらくすると、もうクマが見えた!!
ここにはアメリカの国鳥(国のシンボルの鳥)である白頭ワシもたくさんいるんだ。
歩るきながら、ガイドのおじさんがクマのフンやサケの死がいをみつけて、色々教えてくれる。 |
と中で、ガイドのおじさんが川を指さしたので、何かなーと思ってのぞくと、なんと川はサケでイッパイだった。川の色だと思っていたのは、なんとサケの色だったのだ。
「ここからはみんなバラバラにならず、大きな声で話しながら進もう!」とガイドのおじさん。クマが近づかないようにするかん単な方法なんだ。
この先は本当にクマがたくさんいるところらしい。 |
川の色を変えるほどのサケの大群 |
サケを捕まえるために川に入るクマ |
しばらく行くと、観察所についた! ここで4時間ほどじっくりとクマを見られるんだ。ここはブラックベアとブラウンベアの両方がくる珍しい場所なんだそうだ。
クマたちはいっしょうけんめい、川の中のサケを捕まえようとがんばっていた。中には一度、顔を川につけるだけで、サケを捕まえるヤツもいれば、10分以上頑張ってもとれないクマもいたよ。 |
4時間くらいの間に10頭ちかい数のクマがいったりきたりしていた。保護区とはえ、たくさんのクマがいておどろいた。
逆に言うと、保護区いがいではクマの住みかが少なくなってきているということもいえるんだね。人間と動物が同じ星に住むというのも、むずかしいこともあるなー。 |
山の上から下のようすをうかがうブラウンベア |
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